涼宮ハルヒの溜息 I〜V

たまってた、あるいはためていた『涼宮ハルヒの溜息』を一気に視聴。
エンドレスエイト』でも感じたことだけど、追加分エピソードはキョンと古泉、キョンハルヒ、の描写がおもしろいな。古泉がいじわる言ってキョンの顔色が見えない辺りなんかの表現が好きだ。


こういうのって前の放送にはあまり感じなかった描写な気がする。ぎくしゃくしたり、意地悪いったり、いらっとしたり(原作では派閥争いみたいな展開もあるそうで感情だけで片付けられる問題とは違うのかもしれないけど)、3人以外も含めてキャラクターの複雑な心理ってやつが際立ってきたエピソードだったな、溜息は。原作読んでない身としては、こういう関係がどうなっていくのかってのをもっと観たいなあと思った。


『V』なんかじゃ古泉がかなり血なまぐさいことを言ったりしてたのでちょいびびったけども。ピリっとした展開だと、唯一感情のない(かどうかはようわからんが)長門が皮肉にも癒しキャラというか、和む。



それにしても追加分の古泉はなぜ妙にエロいのか。『V』でキョンの家を訪ねてきたときは「なんでおまえは風呂上りもしくは雨に打たれた仔猫仕様なんだ」と思った、つまりなんか濡れてるように見えた。あと「やあ」て。お前誰だ。その疲れた表情で気さくに呼びかけるな。


あと、そのあとの歩道橋のシーン。
キョンと古泉ヒゲ生えてね……?」
と思って集中できなかった自分を罵りたい。いいシーンなのに!に!


一気に観ると、自分は面白いけど、重箱の隅的感想は長くなりすぎる気がしてうまく書けんなー。