声優閉鎖空間
声優の仲よさげなようすを見て心和ませる種のもえというのは、学生がきゃっきゃうふふしてるさまを目を細めて眺めるのと似ている気がする。つまりは異世界。閉鎖空間。独自の楽園を築いてくれ、みたいな願望。
学生のきゃっきゃうふふは、世界は閉じてるけど道端やなんかで目に入るからいいのだよ。声優界隈にはそういう絶妙なバランスの緩さがあるんだよな。
芸能界一般だとちょっと広くなりすぎる。
ジャニーズなんかはその点クリアかもしらんけど、エデンになりすぎて温室の中が見えないよーみたいな。やっぱりアイドルとしての良さはまた別種。
若手俳優やなんかはその辺クリアしても逆に閉鎖空間度が下がるイメージ。なのでテニミュ的な界隈の身内感はわからなくもない。あれは閉じてるな。卒業というシステムがあるのが傍から見てるとつらいけど。
AKB的な立ち位置の人々がどうなのかはわからないなあ。でもあれは「会いやすさ」だから、それはそれでまた緩さのベクトルが別なんかもな。
涼宮ハルヒの溜息 I〜V
たまってた、あるいはためていた『涼宮ハルヒの溜息』を一気に視聴。
『エンドレスエイト』でも感じたことだけど、追加分エピソードはキョンと古泉、キョンとハルヒ、の描写がおもしろいな。古泉がいじわる言ってキョンの顔色が見えない辺りなんかの表現が好きだ。
こういうのって前の放送にはあまり感じなかった描写な気がする。ぎくしゃくしたり、意地悪いったり、いらっとしたり(原作では派閥争いみたいな展開もあるそうで感情だけで片付けられる問題とは違うのかもしれないけど)、3人以外も含めてキャラクターの複雑な心理ってやつが際立ってきたエピソードだったな、溜息は。原作読んでない身としては、こういう関係がどうなっていくのかってのをもっと観たいなあと思った。
『V』なんかじゃ古泉がかなり血なまぐさいことを言ったりしてたのでちょいびびったけども。ピリっとした展開だと、唯一感情のない(かどうかはようわからんが)長門が皮肉にも癒しキャラというか、和む。
それにしても追加分の古泉はなぜ妙にエロいのか。『V』でキョンの家を訪ねてきたときは「なんでおまえは風呂上りもしくは雨に打たれた仔猫仕様なんだ」と思った、つまりなんか濡れてるように見えた。あと「やあ」て。お前誰だ。その疲れた表情で気さくに呼びかけるな。
あと、そのあとの歩道橋のシーン。
「キョンと古泉ヒゲ生えてね……?」
と思って集中できなかった自分を罵りたい。いいシーンなのに!に!
一気に観ると、自分は面白いけど、重箱の隅的感想は長くなりすぎる気がしてうまく書けんなー。
スケットダンス
友人が「おすすめの面白い漫画があるよ」「ドラマCD化するんだけど、杉田が絶対はまるキャラクターやるよ」と勧めてくれたので既刊9巻を一気に購入するこの原動力が、面白い漫画への愛なのか、杉田への愛なのかと聞かれたら、迷わず「両方」と答える他ない。
- 作者: 篠原健太
- 出版社/メーカー: 集英社
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自動バックアップは地雷
久々にここに書き込もうと思って「新しいエントリー」クリックしたら、表示された内容がこれだよ。
タイトル:つゆだくを所望
『プレパレード』男汁バージョンが頭から離れない。
何書こうとしてたか忘れたわ。